こんにちは。山ばりゅです。
今回は、
- 検索エンジンとはそもそも何なのか?
- 検索エンジンが担っている役割は??
- ブラウザと何が違うの??
というようなことを分かりやすく、解説してみようと思います。では、今回も最後までお付き合いいただければと思います。
検索エンジンとは? 結構意外な事実がいっぱい
検索エンジンとは、
様々なリンクをたどり、そのリンクからたどり着いた様々なサイトの情報を収集して、
そのサイトを自社のデータベースに保存、
そして、その保存しているデータを、
来訪者の役に立つ情報に順番分けしているもの
でございます。
私たちが、検索ボックスから知りたい情報のキーワードを入力すると、様々なサイトや、ブログが表示されますよね。その表示する順番を決めている。
いわば、サイトを独自のシステムで評価して、役に立つ情報が、しっかりと盛り込まれているサイトから順番に表示させているシステムといえます。
では、よく混同される、ブラウザと検索エンジンの違いについて触れていきましょう。
ブラウザと検索エンジンの違いとは
ブラウザは、いわば、来訪者が訪れる玄関・入口のようなもの。
ブラウザについては、以前ご紹介させていただきましたが、代表的なものに
- Google Chrome
- Microsoft Edge
- Mozilla Firefox
- Safari
といったものがありますが、どのブラウザにもトップに検索ボックスがありますよね。この検索ボックスに入力した情報を、役に立つであろう情報から順番に表示させるのが、検索エンジン。
ですので、上記のFirefoxなどは検索エンジンとは違い、ブラウザということになります。
でも、EdgeやFirefox、Safariなどで検索しても、しっかりとサイトやブログが順番通りに表示されますよね。もちろん、これらのブラウザは検索エンジンを使わず、ただ闇雲に順番を表示させているのではなく、
Microsoft以外の、
- Mozilla Firefox
- Safari
は、デフォルトではGoogleの検索エンジンを使用していて、サイトやブログを順番に表示しているんですね。若干の違いがあるものの、これらのブラウザで検索しても、Googleで検索した時と同じようなサイトが表示されるのはこのためです。
ちなみに、日本では多くの利用割合を占めている、Yahoo!Japan(ヤフー・ジャパン)も少し前までは、独自の検索エンジンを使用していましたが、現在では、Googleの検索エンジンを使用しています。Microsoftは独自の検索エンジン、Bing(ビング)を使用しているため、これらの検索エンジンとは違う検索結果を表示してくれるのも、面白いところです。
世界の主な検索エンジン
世界的に使用されている主な検索エンジンは、意外に少なく
- Google社の検索エンジン
- Microsoft社の検索エンジン(Bing)
- 百度(バイドウ)
の3つほどかな。。。
え?3つ目は聞いたことがない?
それもそのはず。こちらは中国の最大手の検索エンジンで、日本ではYahooが強いので、利用率はほぼなく(中国語ですしね)、私たち日本人にはなじみ薄いですが、世界では、現在のところGoogleに次ぐ2位のシェアを誇っております。
じゃ、日本ではかなり利用者が多い、Yahoo!Japanは??
ブラウザでも検索エンジンでもないとすると一体何なのか?
これは気になるところではないでしょうか。
ポータルサイト
実は、YahooやJCOM、OCNといった、プロバイダ系などのサイトは
ポータルサイト
と呼ばれるサイトなんです。
ポータルサイトとは、検索ボックスの他にトップページに様々なトピックが組み込まれており、
それをクリックすることで、その情報先へとリンクすることができますよね。
Yahoo!Japanでいえば、
- 路線情報
- 天気
- ニュース
- 占い
などなど。
あのように、トップページで検索ボックスの他に、
様々な情報のトピックが表示されているサイトをポータルサイトっていうんです。
検索エンジンの種類
一口に検索エンジンといっても、特徴の違う種類があり、
主な種類としては、
- ロボット型
- ディレクトリ型
- 分散型
- メタ検索
の4つになりますが、現在主流なのは、MicrosoftとGoogleが採用している、
ロボット型検索エンジン
でございます。
ロボット型検索エンジン
ロボット型検索エンジンがどのようなものかザックリ申し上げると、クローラが各サイトを巡回して、そのサイトの情報を収集し、その情報をデータベースに保存、そして、検索した文字に従って最良と予想される、情報を評価順に表示させるシステムのことです。
一口に収集といっても、情報は全世界にあるため、
- どの国からの検索か
- 言葉は何語で入力されているか
- その文字の入力で、どのような情報を知りたがっているか
などを、データベースに保存されている膨大な情報の中から、最良の情報を選定して、表示させてくれているんですね。
もし検索して、表示されてきた情報が
- 全く無意味、且つ役に立たないものだったら。
- 手に入れたい情報だったものの、アラビア語で表示されたら。
もうその検索エンジン、サイトは使わないですもんね。
ですので、ここに検索の質が発揮されるため、非常に精巧にシステム化されております。
ちなみに検索エンジンのパイオニアは、Yahooといわれております。
ただ、当初はディレクトリ型という、人が管理するタイプの検索エンジンであったため、ロボット型の台頭と共に、Googleにその座を譲ることになります。
今は世界で利用されている、主流の検索エンジンは3つですが、どんどん新しい技術が研究、開発されているので、もしかするとこの他にも利便性が良いものが現れたりしていくかもしれませんね。
最後に
いかがだったでしょう。今回は、検索エンジンというモノについて、分かりやすくご説明させていただくことに挑戦してみました。
色々と似たようなものが多いので、こんがらがってしまいがちですが、それぞれの役割さえわかると、案外その違いって、あるものですね。では、今回はこの辺りで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます(^^♪