こんにちは(^^♪山ばりゅです。
かなり厚い日々が続いておりますが、お体の体調などいかがでしょうか。こまめな水分補給と休憩を心がけて猛暑を無事乗り切りましょうね。
さて、私たち人間はじめペットや動物園などの北方にすむ動物たちにも厳しいこの季節ですが、PCもこの時期はやはり同じことが言えるんです。精密機器なので急な温度変化にはやはりあまり耐性がなく、また稼働させていると自ら熱を発するので、知らない間にドンドン熱を持ったりするんですよね。
もちろん、冷却機能などは備わっている機種がほとんどですが、この時期はデフォルトの冷却機能だけでは追い付かないことがあります。ですので、クーラーマットや冷却ファンなどしっかりPCが稼働できるように援護射撃が必要になってきます。
そして、もう一つ忘れてはならないのが、雷。これもやはりパソコンには大敵なんです。今回はこの時期よく起こる落雷に対して、大切なパソコンを守るため気を付けるべきことをご紹介しようと思います。ぜひ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。
備えあれば憂いなし 普段から落雷に備えておこう
ここで敢えて申し上げることはないかと思いますが、落雷のエネルギーは凄まじく、落雷時の電圧は10億ボルトにも達することがあります。発電所で出来たてホヤホヤの電気が各変電所に送電される時の送電線の電圧でも、多くても50万ボルトですので、その威力がいかに凄まじいかよくわかりますよね。
ですので、落雷が変電所などを直撃すると、急激に電圧の負荷がかかり、普段流れることのない膨大な電圧エネルギーが電線を伝って、私たちが日々使用している電子機器に悪影響を及ぼします。
PCの天敵は雷
それはもちろん、PCも例外ではなく、PCなどの電子機器の天敵は急激な電圧の負荷といっても過言ではないくらい注意が必要で、ひとたび落雷を受けてしまうと、PC自体が使い物にならなくなってしまうこともしばしばあります。
ですので、雷が発生しやすいこの時期は特に細心の注意が必要になるんですね。では、PCなどの電子機器を雷から出来る限り防御するためには、普段からどのようなことに気を付ければいいのか。この辺りをご紹介していきましょう。
雷の被害をできる限り抑えるために
まず、雷が鳴り始めたらいつこちらに近づいてくるかわからないので、PCの作業中であっても、極力使用は控えるようにしましょう。
- まず、作業中であれば、速やかにデータ保存する
- 保存が終われば、PCをシャットダウンする
- PCの電源をコンセントから抜く
- LANケーブルなど、モデムなどに使用している通信回線をすべて抜く
1~3は多くの方がやってらっしゃると思うのですが、意外と忘れがちなのが、電話回線などを使用しているモジュラーやモデム。この辺りももちろん雷の負荷を受けてしまうと、モデムの故障などにつながりますので、通信回線などもすべて引っこ抜いておくことをおススメします。
でも、いつもいつも雷が遠くからゴロゴロという警告音と共に近づいてきてくれるとは限りません。
時には轟音と共に急に自宅近辺に落ちるときもありますよね。そのような時は、上記のような手順を踏む余裕はありません。雷は自然のものなので、いつ何時起こるか分かりませんよね。もちろん、勤務中で自宅にいないときも雷は容赦なく自宅のパソコンを襲ってきます。
そんな時、その被害をしっかり押さえてくれるのが、無停電装置と呼ばれるもの。
この時期は必需品 無停電装置で急な落雷に備えよう
無停電装置、通称UPSと呼ばれていますが、その名の通り停電時でも、このUPSを家電製品とコンセントの間に挟んで使用することで、雷など急な電圧の負荷などで停電が起きても、通常時に予め蓄電していた電力を給電してくれ、PCなど電子機器を守ってくれます。
ただし、この時注意したいのがそのUPSの給電持続可能時間。無停電装置が付いているからといって安心しきって作業をしていると、もちろん蓄電されている電力が尽きてしまいます。供給脳時間はその性能によっても様々ですが、数分程度のものから、半時間ほど給電が可能なタイプもあります。
いずれにせよ、電力供給がない中での無停電装置の使用はあくまで応急的なものととらえていただき、早い目にデータ保存して電力の復旧を待つのが得策といえるかと思います。
最後に
いかがだったでしょう。今回はこの時期によく起こるPCなど電子機器の天敵、落雷からPCをしっかりと守る方法についてご紹介させていただきました。常日頃から備えておくことで、急に空模様が怪しくなってきても慌てることなく、PCを守ることができそうですね。できれば、いつ落雷が起きてもいいように、無停電装置などを導入し、大切な電子機器を守るようしていきたいですよね。
では今回はこの辺りで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます(^^♪
あ、そうそう・・・もちろん、言うまでもないかと思いますが、雷の直撃を受けてしまえば、たとえUPSがあろうが、無停電装置もろともひとたまりもありません。雷の直撃を受ける場所でPCは使わないようにしましょう。